ENL側の1人による小樽アノマリーsitrep

編集済: 9月 2022 SITREP

知っての通りENLの秘密統制はすごいので、OSINT(公開情報分析)でわかる程度の内容しか書けない。ただし敵方がバラしてくれてる内容は別なので、RESさんもどんどんsitrepをお願いいたします🙇‍♂️


これまでのあらすじ


北海道はカサンドラプライム札幌アノマリーこそENLが制したが、普段のイベントはとにかくRESが強い地域。今年のイベントは以下のようにENLは1勝4敗。


1月クレーゼ効果①札幌

 E 14,140 - 15,500  R

2月クレーゼ効果②札幌

 E 2,960 - 5,805 R

4月キテラ① 札幌

 E 7 - 6 R

5月キテラ② 千歳

 E 5 - 8 R

6月キテラ③ 帯広

 E 5 - 8 R


毎回どっちが勝ってもおかしく無いような点差だが、北海道のRESコミュはなんだかんだやはり強い(そして人数も多い)。


先日の帯広アノマリー参加して盛り上がった方達が今回のシャード戦を誘致申請してくれたそうなのだけど、開催日が運悪く北海道マラソン(大イベント)と重なり飛行機も宿も金額的に厳しい状況。


そんな中RES側はぶっ飛びカード配布による人集めを着々としており、Twitter垢ほか誘致組織もおそらく開催決定前に立ち上げるなど、開始準備がとにかく早い。


ENL側はどうか。トップレベルのシャード戦の知識、表に書けない技術はあっても、飛行機がなければ北海道まで飛んでくる猛者の数はあまり見込めない。道民ENLエージェントだけでは絶望的な戦いになるだろう。(決して口には出せないが)この時点から厳しい結果になるだろうと感じていた。


当日朝。小樽現地では見る人が見ればバレバレな「位置情報研究会」が開かれていた。(※小樽の貸会議室はすごく限られるのでどうせバレる)


偵察に来た時に備え、ちゃんと表札まで用意。

(これはネタ過ぎて没にしたほうの案)


補給FFしてたらRES側エージェントがちゃんと発見、攻撃してくれたため、周囲に思わせぶりなカプセルをキー渡しを装って落とさせていただく。

その中身は…














(↑個人的トップの出オチメディア)


さて、今回RESは何をやってくるのか。いつもであれば開幕同時ノヴァか、早くて開始1時間前からの免疫戦が通例。


これまで盤面制圧のための開幕同時ノヴァはエリア内起点でよく行われていた。シャードをまとめてそのままゴールへ。当然敵も集まってくるので免疫つけてないと守りづらく、決まった時間に解除しづらい。

(↑参考:ミュンヘンアノマリーの時のエリア内ノヴァ)


シャード制御の基本はかつてはBAF(広域CF)だったが、CF内リンク可能化ルールにより状況は激変。イベント時のCF内8kmリンク緩和のせいで実質CFではシャード制御できない。そのためエリア内をかぎ爪で引き裂くようなリンク束で制圧するプランが最近の両陣営とものセオリーとなりつつある。


(なんか昔CF被せたらBANされる特殊イベントで代わりにこれ考えついた人がいたよーな🤔)


ノヴァでシャード制御やるなら、解除タイミングを好きにできる遠方か山頂などのハードアクセスポータルが基本。RESさんは難所の山岳や海岸ログを数日前からあちこち出しており、何か企んでるのはENL側からも想定されていた。


例えば北海道では有名なローソク岩と呼ばれるごく小さな無人島。これは泳いでは行けないし船便も無い。


そして開始前のRESりせちー氏の匂わせツイート。山頂とゴルフ場画像。


ちなみに結局山頂ノヴァ起点は別の場所だったけど、ゴルフ場ポータルは本当に使いやがった😄!!嘘に真実を混ぜるのはブラフの基本だけど情報漏れに厳しいENLには出来ない芸当。つらい。

(↑もう1人ゴルフしてた人。果たして2人のスコアは…)


13:00。シャード戦開始1時間半前。配置につきつつあるENLたちの頭上に、突如青い檻(オリ)が覆いかぶさる。予想外に早めのエリア制圧ノヴァだ。やっぱりやってきたか。


起点は山頂から、海を越えて旭川付近まで伸びている。これはキツい。


ウイルス免疫時間を考えると大きな動きの予想は早くて1時間前を予想していたのに…

奇しくも、別府もRESが同時刻に同様のかぎ爪ノヴァを開始しているとの知らせ。まさか国内規模で連携が取れているのだろうか…?ヤバいぞ。(ENLからはRESは地方豪族sの地域完全分権社会に見えてたので)


(↑これは同じ頃の別府アノマリー。やはりRESによるノヴァが展開)


小樽は全アノマリーエリアが多数の青のかぎ爪でえぐられており、この後シャードが出たところでリンクも何もできない状況。


石狩湾を渡って対岸の旭川付近からどんどん増えていく青のロングリンク。その先には見知ったRESの方々のログが。してやったりの顔がチラつく。やりやがった。

ローソク岩はやはりミスリードか。


ENLによる山頂の解除は可能だろうか?

RESのこのかぎ爪ノヴァの意図は何なのだろうか?

敵に制圧され解除が困難なこの状況は物凄いストレスを感じた。ENL側は国内であまり先制での制圧され経験が少ないのもあるかも。ダルサナ東京で開幕サイパンBAFをくらった側はこんな思いをしていたのだろうか。確実に現地の士気を折ってくるのが盤面掌握作戦の副作用だ。


RES側の思惑は何なのだろうか。シャード戦を強制停止してバトルビーコン戦に注力する可能性もあった。内地からENLのシャード大好物の猛者たちも上陸している。バトルビーコン戦だけなら人数比がものを言うので、RES側のここまでの集客なら現実的な作戦として有効かもしれない。


14:00、RES側は山頂ノヴァをさらに奥側の日本海側にスイッチ(切替)。おそらく起点の免疫切れ、山頂破壊を予期しての判断だろう。もしかしたら後で更に奥へ奥へとスイッチするのかもしれない。しかし、その(RES側の)作戦判断がこの戦いの結末を変えることになった。

(14:00前ごろ、中央の遠藤山山頂から左下の共和町に起点をスイッチ。)


14:30、シャードターゲット(ゴールのこと)出現。自分は事前におそらくターゲットが出るだろうエリアにいたが、予想より更に坂の上に味方ターゲット確認。電動自転車初めて乗ったけど、本当に快適。何なく登って天台宗浅草寺、門前に到着。猛烈にキー掘り。


14:40、シャード出現。気づくといつのまにか(スキャナ上の)空が晴れている。RESが解除したのか?それともENLの強襲が成功したのか?エリア南側からは今度はENLによる盤面制御ノヴァが開始されている。案外どちらの陣営も似たようなプランだったのかもしれない。(OPSEC/作戦保全)

(↑南側、朝里ダムからのノヴァだろうか)


この辺からはシャード戦で駆け回り、記憶も曖昧。借りてよかった電動自転車。「今日はポケモンのイベントなんですっけ?」とレンタル店のオーナーに聞かれた。誰だ、説明したの。

私が借りた自転車レンタル店は過去例を見ない完売具合だったという。


そして休憩時間にはスイーツは毎回の嗜みだ。


前半でシャードは7-6。正直シャード戦完勝でもしなければ引き分けにすら持っていけないと思っていたので、ほぼ負け確定な状況と思った。RESがここまでシャードを持っていってるって事は、やはりノヴァによるシャード戦放棄案など初めから無かったのだろう。完勝するつもりなのだ😡


後半戦、シャードが落ち着いたためバトルビーコン戦がメイン戦場に。

キーを掘ってくれた方々に、シールドをくれたあの方に、顔向けするにも最後まで諦めることは出来ない。


そして、すべてのバトルビーコンが終了し、あちこちで花火が焚かれ、アノマリーは終了した。緑側の誘致者であるfumisoさんからみんなへ感謝の挨拶。やりきった、非常にいい雰囲気で帰路へ(一部は打ち上げへ)向かったのだった。


そして数日後。まさかの結果。

シャードバトルがE7-6R

ビーコンバトルはE6-7R

こんな事ってある?


ログ見ると、開始前の全面制圧ノヴァをRESがスイッチした先を強襲したENLがいた様子。もしその人の配置が違っていたら。スイッチのタイミングや場所がENLの思惑と違っていたら。たらればだが、結果は違っていただろうか。


そして、(RES側でも参加者数を正確に把握してるのは聞いてるので)小樽の参加者陣営比はお互い理解してるはず。それで引き分けなのだから、お互い人数の割には…!とか、あの一点があれば!とか、もっと人数集めてたら!みたいなトゲが残ってしまい、それで多分この発言ですよ。


RESはアノマリーに勝ちたいなら是非北海道に行くべきだし、

ENLはピンチを味わいたいならやはり北海道に行くのが一番いいと思う。

試される大地って、よく言ったものだわ。

Post edited by miu2d4r on
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