またスタイン・ライトマンもこの人物を「ビクター」と呼んでいたことがわかっています。この文書は今年2月にP.A.シャポーによって紹介されましたが、この時彼はこの文書を「今週挙げた二人のやりとり(原文では a conversation between the two of them from earlier this week)」とかなり明確に時期に言及しており、また会話の内容から1218の文書が混入したとも考えにくいのです。
We are Nemesis. We who cannot be escaped. I am Myriad.
我らはネメシス。我らからは誰も逃れることはできない。 …我が名はミリアド。
I have come to your world to tell you that destroying your researchers was just the beginning. They were messing with things they couldn't possibly understand.
And now it pains me to say that all of you Ingress Agents are following in their footsteps. Beginning July 11th, I will be taking steps to shut down the Portal Network. If you value your lives, you will not get in my way.
コメント
2019年06月20日に明らかとなったカルビンの最期とともにネメシス・シーケンスへの突入することがわかりました。
もっとも、ミリアド自体の名は2019年04月09日時点で公式サイト上の情報から発覚しています。
参加登録サイトではアジア大洋州地域にスタイン・ライトマン、欧州アフリカ地域にマーティン・シューベルト、米州地域にビクトリア・クレーゼのメダルが挙げられていて、それぞれの地域いずれかの都市にその人物が現れる可能性を示唆していますね。
釜山(韓国):スタイン・ライトマン
バンドン(インドネシア):スタイン・ライトマン
ヘルシンキ(フィンランド):マーティン・シューベルト
カウナス(リトアニア):マーティン・シューベルト
リオン(フランス):マーティン・シューベルト
マディソン(ウィスコンシン州):ビクトリア・クレーゼ
モントリオール(ケベック州):ビクトリア・クレーゼ
ブラジリア(ブラジル):ビクトリア・クレーゼ
また、1218世界でビクター・クレーゼと呼ばれていた研究者がプライム世界ではビクトリアと名乗っており、女性である可能性が初めて示唆されています。
上記イベントページの背景には夕空を飛び回る羽虫の大群、そしてページ下部には大写しになった蟻の画像が使われています。「無数の」を意味する「ミリヤド(Myriad)」にちなんだイメージなのでしょうが…
先のアバドンプライム・アノマリーで発見された文書から、ネメシスのメンバーにはそれぞれと同名のフォントが存在することがわかっています。何故なのかはわかりませんが。
Myriadもまたフォント名が存在するので、単純にそこからもネメシス・メンバーの1人であることが想像できます。その次のアノマリーとして予告されているタイトル「Unbra」もこの文書に登場していることから、アノマリーごとにネメシスのメンバーがひとりずつ登場し、彼らと戦うことになるんだろうか…と予想されますが、そんな少年漫画のような展開に本当になるのでしょうかw
もうひとつ気にかかる点として、今回から始まる「ネメシス・シーケンス」の舞台はどこなのでしょうか?オシリス・ユニバースは当初の予告どおり1年で勝敗が決せられ、司アキラの言っていたことを考えればオシリス世界へのアクセスは間もなく閉じることになるはずです。このまま延長戦をオシリス世界で行うのか、それとも元の1218世界へ戻るのか、あるいは更に新たなユニバースでの場外乱闘となるのか?
またビクトリア・クレーゼの出自についても謎が残ります。
オシリスのナイアンティック計画発足時にデヴラ・ボグダノヴィッチが参加研究者たちを紹介していた文書が見つかっていますが、この時点では「ビクター・クレーゼ」と紹介されています。
またスタイン・ライトマンもこの人物を「ビクター」と呼んでいたことがわかっています。この文書は今年2月にP.A.シャポーによって紹介されましたが、この時彼はこの文書を「今週挙げた二人のやりとり(原文では a conversation between the two of them from earlier this week)」とかなり明確に時期に言及しており、また会話の内容から1218の文書が混入したとも考えにくいのです。
単純な(シナリオ上の)ミスだと考えることもできますが、ビクトリア・クレーゼが第3のユニバース由来の人物、あるいはオシリス世界のクレーゼに何かが起きた可能性も捨てきれないのではないでしょうか。
ヴィクトリア クレーゼの名前の変化は性別変わったということが示唆されるが、可能性の一つとして例を挙げよう。
映画「時計仕掛けのオレンジ」「シャイニング」のサントラで有名なウェンディ カルロス wendy carlosはもともと男性でウォルター カルロスだった。作品の成功で性転換したことで知られている。
クレーぜが別のユニバースである存在である可能性もあるが性別が変わったことは別世界の住人だとしても興味深い。(例えば女性しかいない世界とか?)
いずれにせよ1218では啓示の夜 直後に死亡し、謎に包まれ多人物であるしね。
@MailEater ミリアドで明らかになったビクトリア・クレーゼについては、「ネメシス・ビクトリア・クレーゼ」と記載されている点が興味深いですね。これは我々の実在世界やスキャナー干渉世界がどこなのかの観点とは別に、幾つかの可能性を示唆していますね。
ネメシス世界のクレーゼなのか?
ネメシス構成員のクレーゼなのか?
それとも単にネメシス・シーケンス期のクレーゼに過ぎないのか?
ミリヤド・ハック・チャレンジの情報が届きました。
「ミリヤド」そのものが何であるか今ひとつ分からないまま、その名を冠するイベントということですから、そこから何か分かっていくのでしょう。Hackという基本行動を重ねることで、何が明らかにされるのか…さてさて。
我々が1218世界で起きた事象を繰り返しているとする仮説にもとづけば、現ミリアド期は1218世界におけるビアラックスに相当するのではないかとの考察を別のスレッドでコメントしていたんだけれど、これを発展的に解釈すると、このミリアド・ハック・チャレンジはビアラックス・アドベンチャーに相当するんじゃないかな?
1218当時のビアラックス・アドベンチャーはユニーク・ポータルキャプチャーの達成を求める非対立型イベントで、期間は1か月ほどあったけど最終的なメダル獲得要件は下位メダルで300、上位メダル711だった。実に似通ったイベントが事象的に同時期に発生するとみていいんじゃないかな?
上位メダル700!?
ネメシス構成員に関しては、フォントの名前を借りた旧約聖書の預言者のようにも取れますね。某中二病アニメの使徒みたいなw
本日開催されている #IngressFS のリストッキング(補給)ポータル―― オーナメント点灯中にハックするとレゾネーターやバースターが特別に大量に獲得できる ――を通し、ミリアド本人からのメッセージがメディアとして出現しました。
原文書き起こしと拙訳をこっそり。
We are Nemesis. We who cannot be escaped. I am Myriad.
我らはネメシス。我らからは誰も逃れることはできない。 …我が名はミリアド。
I have come to your world to tell you that destroying your researchers was just the beginning. They were messing with things they couldn't possibly understand.
私は「研究員らの破壊は始まりに過ぎぬ」と伝えるためにこの世界に来た。奴らは理解できぬであろう領域を混沌とさせてしまったのだ。
And now it pains me to say that all of you Ingress Agents are following in their footsteps. Beginning July 11th, I will be taking steps to shut down the Portal Network. If you value your lives, you will not get in my way.
そしてイングレス・エージェントである諸君らが彼らとともにあることで私を苦しめている…。7月11日より、ポータルネットワークをシャットダウンするために動き始める。自らの命が惜しいのなら、邪魔をしないことだな。
We will root out Hubris. Starting with your world, and then moving on to worlds beyond. Your time is up.
我らはヒュブリスを根絶する。まずは諸君の世界から、そしてその先へ。刻は来たのだ。
映像中に登場する姿がメッセージの発信者であるミリアドなのでしょうかね?テクトゥルフのイメージにも近しいように思えます。
シャポーが新たにフェリシア・ハジラ=リーの小説を開示してくれていますね。この小説の断片は数多くの謎に示唆を与えてくれる内容となっています。名前の登場するのはミリアドとアンブラ、クレーゼ、カルビンの四名。大きな示唆だけでも次のことがわかる。
レベル・エイトで何があったのか
アンブラは隠れて待った。クレーゼがすぐにやってくるものと彼女は考えていた。6度中4度で彼はここへやってきていた。あるときには啓示の夜が起きるとすぐに異常な興奮状態となった。またあるときには失敗に終わったミスティ襲撃の巻き添えにCERNで殺害されていたが、それは奇妙な事例だった。襲撃したのは何者だったのだろうか。保護手段であったのだろうが、何処であるいはいつからのことだったのだろうか。結局のところ、それも重要ではない。今回、このテンポラル・ノードでクレーゼは死ぬこととなる。彼がやって来さえすれば。いや、今回は彼女だったか。アンブラはこの世界の抱える矛盾に気づき始めていたし、ミリアドは起こり得ることだと彼女へ警告していた。
闇の帳が落ちつつあった。非常口を示す緑色の看板が微かにわかるほどだ。ゴーグルを装着することはいつでも出来たが、信頼してはいなかった。それを装着することはイシルドゥアの禍を身に着けることのように思えたのだ。
これがリモート作戦の課題だ。アノマラスタイムにある世界へ飛び込むと数多くの類似した出来事があるが、あくまで類似であって同一ではない。他のノードでも起きたことだ。世界は同期を望んではいても決して同期することはない、完全に一致することはないのだ。過剰な秩序に対して世界は混沌を注ぎ、過剰な混沌があれば秩序を課す。実に見事な理だ。そして何もかもがほぼ予測可能ということだ。
あと少しだ。
レベル・エイトまで下りると配管がヴンヴンと鳴っていた。通風孔からは緩やかに空気の流れもあった。踏み出すたびに足首に僅かな震えを感じた、足首の傷を思い出すことなんて滅多になかったというのに。もはや痛みはなかったが、バチバチとした音はいまなお残っていた。
当然のことだが、遠くにコライダーの振動音が絶え間なくあった。コライダーそのものの発する音なのかその稼働に関わるケーブルやワイヤー、配管などの複雑な構造によるものなのか、今なおヴンヴンと響いている。
匂うものはなく、ただ地中深くの凍えだけがあった、それがレベル・エイトだ。だが、その深さを知る者もいない、金属と石。そして石の幾つかには太古に彫り込まれた跡があった。太古から人類はレベル・エイトを訪れていたということだ。それを「地底探検」における真実の一端だと言う者もいる。太古の人類「洞窟に住まう者たち」はこの地を訪れ、理由もわからぬままに不安定な巨石や彫刻を施して芸術と生贄を以て祀っていたのだ。
彼等は声を耳にしたのだろうか。
彼等は自らの刻んだグリフの意味を知っていたのだろうか。
この件に関して、エレベーターやキャットウォークを用いる現代の労働者たちにどうしてそんな金も石油もありはしない地中深くに彼等がいたのか、そのわけがわかるだろうか。
彼等はそんなものよりも重要なものがこの地にあると感じとっていた、実際にエックスエムが発見されるよりも遥か昔であったにも関わらずだ。
それは外宇宙の存在と語り合えるものなのだろうか。
クレーゼがレベル・エイトへ姿を現すはずはなかった。だが、局長のカルビンはそこで何かを進めていた、何か極秘裏に。クレーゼが彼女自らの目で確かめようとした何かを。アンブラは独りで微笑んだ。クレーゼが女だとは、実に面白い。
そして遅すぎることであったが、このクレーゼは自分が独りではないと悟った。彼女が最期に見たのはアンブラの仮面であった。
今回の断片はミリアドが誰なのかを特定するまでには至らずとも、大幅に仮説を狭めることはできそうですね。
この小説を開示し、シャポー自身も考えを述べています。
マンデラ効果再び
2019/07/09 11:42:27
トゥルースシーカー諸君、何者かからフィリシア・ハジラ=リーの古い小説が送り届けられたんだが、それはネメシスの手でビクトリア・クレーゼが死亡した様子が記されているように思えたよ。アンブラはクレーゼ博士が男性なのか女性なのかの矛盾に言及していた。かの博士自身の語っていたマンデラ効果の一説を彷彿とさせるものだ、実際には他の現実での記憶やもしれない膨大な誤解だね。あるいは改変された現実か。
先週末のファーストサタデーでメディアが回収されたとの噂も耳にしているよ。報告の価値がある情報をお持ちであれば、コメント投稿してほしい。
シャポー
追補:ばかげたことに、以前の私はビクター・クレーゼに言及して彼と呼んだが、記憶する限りそれらは全てナイアンティック計画に関わった「ビクトリア・クレーゼ」のことだったよ!自らの記憶を信用できぬのであれば、いったい何を拠所にすれば良いのだろうな。この件に関する指摘は大いに歓迎しよう。
この小説のページ端をつなぎ合わせることで、OLW PERSES ACQED の文字列と図形が浮かび上がるようですね。これは何を示唆しているのでしょうか?
ミリアドの名が冠されたアノマリーのロゴデザインと思われるメディアが回収されたことが報告されていますね。
複数の円が一点で交わるこの図形は、数多ある次元世界にも一点で交わるノードがあることを示唆しているのでしょうか?