ダテマル:デヴラ・ボグダノヴィッチ対談(ダルサナプライム)

ダルサナプライム・ニュルンベルクで行われたデヴラ・ボグダノヴィッチ博士とダテマルとの対談。

2019/04/16 23:20(Youtube)

ゲラルド:ボグダノヴィッチ博士、欧州はドイツのニュルンベルクへようこそ。そして僕等の世界へね。

デヴラ:ありがとう。


ゲラルド:まず聞きたいのは、ニュルンベルクへ何をし来たのか、目的は何だい?

デヴラ:ええ、レジスタンスにふたつ目のダルサナレンズを手に入れさせることが目的ね。ふたつ目のレンズがあってこそ私たちの欲する視野を与えてくれるのですから。要するに、これまでに「起こり得たはずの事象」全てを見ることができたなら、今後の過ちを防ぐことにつながるということよ。


ゲラルド:なるほど。では次に、我々の世界の君は、君自身にとって未来の出来事を既に見ているわけだけど、彼女と話せるならどんなことを聞きたいかい?

デヴラ:ああ、良い質問ね。そうね、私の理解では、この別世界でエックスエムは5年も早く見つかっているのよね。

ゲラルド:そのとおりだね。

デヴラ:それが事実なら、そちらの過去は私たちの未来であるかも知れないということね。

ゲラルド:そうなるね。

デヴラ:それなら、まだ起きていないことは何かと訊ねようかしら。あと、本当に信用できるのは誰なのか?私たちの世界からエクソジェナスを追い払うにはどうすればいいのか?

ゲラルド:エクソジェナスをかい?それともエックスエムを?

デヴラ:そうね、エクソジェナスとエックスエムね。


ゲラルド:あなたは量子生物学者であり、エックスエムを発見して研究してきた人物として知られているけど、エックスエムやその発見に関して真っ先に思い出すのはどんなことだい?

デヴラ:それについてはあまり詳しく話すことはできないわ。でも興奮したわよ、だってそうでしょう?ずっと地球外生命体の証拠を探してきたんだもの。それが見つかった時の興奮がどれほど凄いものだったか、それだけは言えるわね。それからしばらく研究を重ねて、私たちの世界の人々に対する

その影響を見てきて、有益ではないと考え始めたのよ。

ゲラルド:エックスエムは単なる道具ではなく、それが有益かどうかは誰がそれを利用するかによるんじゃないかい?

デヴラ:同意はしかねるわね。というのも、エンライテンドはエックスエムによって全ての人類に創造性と革新がもたらされていて人類の躍進は全てシェイパーからの影響によるものと信じてるのでしょうけど、私はそう思わない。人類を侮った考えね。

ゲラルド:なるほど。

デヴラ:思うのよ、創造性はエックスエムからもたらされるものなんかじゃなくて、シェイパーは目的のために私たちを屈服させようとしてるとね。

ゲラルド:じゃあエックスエムは危険なものだと?

デヴラ:エックスエム以上に危険なものなんてこの世にはないと思うわ。エックスエムをこの世界から取り除けるなら、すぐにでも取り組むでしょうね。これは確かなことだけど、エックスエムにはメッセージが含まれていて、そのメッセージは決して拡散させてはならないほど危険なものよ。

ゲラルド:リンツではキャリー・キャンベルと話したけど、エックスエムに含まれているメッセージが何らかのエクソジェナス・エンティティにつながるものであったことはないと彼女は言っていたよ。シェイパーでもなければ、ナジアでもないとね。エックスエムに含まれるメッセージがどこからもたらされてるかは判っていないんだ。それについてはどう思うんだい?

デヴラ:そうね、キャリーは芸術家寄りだし、エックスエムがどこから来るのか科学的に調べてるわけじゃないでしょうね。

デヴラ:確かにそうね。でも、細かいところでは見解を異にしてたわ。

ゲラルド:なるほどね。研究施設で起きて君たちがエックスエムに曝されることになった啓示の夜について覚えているなら、君が危険と考えてる程の膨大なエックスエムに自ら曝露してしまったことを、どう考えてるか教えてくれるかい?

デヴラ:えっと、いいかしら。私が感じていたのは、どのくらい危険かってことでしょうね。幾つかの悪影響があったわ。とりあえず言うなら、邪な動機で我を忘れた人たちをね。啓示の夜のことは知ってるでしょうけど、私も言っておかなきゃならないとは思ってたわ。わかってるわ、シャポーの調査を把握してるなら、ジャービスと私がCERNのナイアンティック研究施設から逃亡するのをエイダが手助けをしたことも知ってるわね。でもエイダが見返りもなしに何かすることなんて滅多にないわ。彼女は自らの計画への協力を期待してたのね。その当時は秘密にされていたけど、もうダンレイブン財団のことは聞いたことがあるはずよ。でも、ダンレイブン財団が人類の認識範囲を拡げる研究をしてるなんてのは表向きのことね。聞いたことがあるでしょうけど、実際には人工知能と人類の意思疎通のためにエックスエム研究を継続してたのよ。

ゲラルド:興味があるのは、ローランド・ジャービスは君に利用されてナイアンティック研究施設から脱出したんだと言っていたことだね。

デヴラ:彼がそんなことを言ったの?

ゲラルド:彼が言ったことだよ。

デヴラ:まあ、ローランド・ジャービスは啓示の夜が起きて直ぐに我を忘れてたんでしょうね。ナイアンティック研究施設を抜け出たときにエジプト神オシリスのことを何か呟いていたしね。いつだって自惚れの強い男だったわ。エンライテンドが彼をカルト的な指導者に推立てる前から今と変わらない。感情的な男だってことよ。あの男の言うことなんて信用できないわね。

ゲラルド:エイダのことに戻ろうか、エイダと人工知能についてはどう思ってるんだい?

デヴラ:そうね、エイダは自らのために活動してると言ってもいいでしょうね。全ての活動は計算されたもので、いつでも私たちを先んじているってことね。問題となるのは、彼女の目的が私の目的に適うかってところよ。少なくともある程度はそう思わなきゃ、ここまで協力してこなかったでしょうけど、エイダは共に開発した技術をどうしようと考えてるかは明かしてくれてないから、今のところはまだ彼女が誰の味方なのかは判断つきかねるわ。

ゲラルド:エイダは自らのために君を利用したというのかい?

デヴラ:その懸念は感じ始めてるわね。

ゲラルド:具体的には?どうなったら君を利用した挙げ句に君の意に沿わないことになると思うんだい?

デヴラ:そうね、もう言ったけど、エイダはナイアンティック研究施設からの脱出をわけも判らぬまま手助けして、見返りを求めたのよ。今の段階では、エイダの目的を私にも明かしてくれないということや私の協力を必要とし続けてるってことが利用されてる気分にさせるのね。彼女が本当は誰の味方なのかもわからないし、彼女の目的は私の意に沿わないものなんじゃないかと不安なのよ。

ゲラルド:少し前のことになるけど、具体的にはどのような経緯でナイアンティック計画へ君は採用されたんだい?

デヴラ:そうね、抜擢されたのよ。ナイアンティック、いえ国家情報局の仕事をしていて、計画の主任に抜擢されたの。

ゲラルド:具体的に言うと誰にだい?君を抜擢したのは、エゼキエル・カルビンだったのかな?

デヴラ:それは言えないわね。

ゲラルド:エドガー・アラン・ライトを知ってるかい?心当たりはあるかな?

デヴラ:ええ。

ゲラルド:聞かせてもらえるかい?

デヴラ:駄目ね、彼とは一緒に働いたことがあるわ。

ゲラルド:ヒューバート・ファーロウについては?

*デヴラは笑みを浮かべたまま首を振った*

ゲラルド:あとはハンク・ジョンソン、それにジャービスや彼がアコライトと呼ぶ人物のことは知ってるかい?彼等をどう思う?

デヴラ:ええ、もちろんジャービスのことは知ってるし、アコライトについても調べてるけど、彼女のことは私にはわからないことだらけよ。彼女が誰なのかもわからないし、ジャービスが彼女に何を求めているのかもわからないわね。わかっているのは、彼女がエイダに敵意を抱いているってことくらいね。仲間の敵は私の敵でもあると思うわ。

ゲラルド:そうだけど、エイダに利用されてることを危惧してるなら、目的を分かち合えるんじゃないかな?

デヴラ:もう言ったけど、結論を出すにはまだ早いわ。

ゲラルド:ハンク・ジョンソンについてはどうだい?君の世界と僕等の世界のハンクをどう思うかな?

デヴラ:あなたの世界のハンク・ジョンソンの方はさほど良く知っているとは言えないけど、ハンクは素晴らしい男よ。

ゲラルド:ハンク・ジョンソンがジャハーンと親密になることにはどう考えてるんだい?

デヴラ:アレシボ時代にハンクと私に何があったかを公の場で話したことはなかったわね、ずいぶんと昔に思えるわ。もう立派な男になったのよ、自分のことは自分で判断できるわよ。それにジャハーンとは旧知の間柄よ、今では私の知る名前ではないけれどね。

ゲラルド:話してもらえるかい?

デヴラ:いいわよ、彼女のことはワトキンスと呼んでいたわ。アメリカの名だたる大学で講師を重ねていたことで知り合ったの。彼女はワトキンスと名乗っていたわ。どうして経歴を捏造したのか教えてくれてなかったけど、そのことを言ったら本当のことを打ち明けてくれたわ。ハンクとジャハーンの二人が幸せになれるなら、私は応援するってことよ。

ゲラルド:エックスエムの話に戻るよ、君はシミュラクラになってるわけだけど、エックスエムに違いを感じるかい?シミュラクラとなる前とでは、どんな影響があるんだろう?

デヴラ:違いは感じないわね。

ゲラルド:エキゾチックマターとダーク・エキゾチックマターとの違いは何だと思うかい?

デヴラ:そうね、ダーク・エックスエムやカオティックマターのことは今でも謎のままよ。言えるのは、エックスエムは人類の思考に影響を及ぼすけど、ダーク・エックスエムは肉体へ直接影響を及ぼしているように思えるようね。エックスエムはシェイパーからもたらされたものだけど、ダーク・エックスエムはナジアからもたらされたんじゃないかと考えているわ。カオティックマターは歴史的にごく僅かでしかなかったけど、最近になってエイダがカオティックマターの増加を検出したの。私には全くわからないけど、憶測するとすればヒューロン・トランスグローバルが関与してるのかもしれないわね。カオティックマター研究を最も進めているし、エックスエム研究の関連企業では保有量が最も多いしね。関係ないと言ってしまえば、嘘をつくことになってしまうわ。

ゲラルド:ナイアンティック計画を辞した今はヴィスルやヒューロン、アメリカ疾病予防管理センターといったエックスエムの研究機関で働いているのかい?

デヴラ:いいえ、ダンレイブン財団でだけね。

ゲラルド:そうか、なるほどね。エックスエムを破壊するためにエックスエムを用いるしかないとなったら、どうする?武器を作るかい?それともシールドかな?何をするんだい?

デヴラ:もちろん調べてはいるけど、まだはっきりとしたことは言えないわね。それこそ今の私が最も力を注いでることよ。人類を守りたいだけなの、損害を出すことなくね。今の私にとっては最重要事項よ。

ゲラルド:いま僕等が争っているアノマリーはダルサナプライムと呼ばれてるんだが、僕等の世界で起きたダルサナでは、ナジアが僕等の世界へ接点を得たんだ。このことに不安はないかい?

デヴラ:わからないわ。ナジアがどういったことを引き起こすのかを把握しようとはしてるけどね。仲間のジャハーンはナジアを強く支持しているし、それが人類にとって良い影響を及ぼすって意見に反対はしていないけど、まだ確信は持てないわ。研究は続けていくつもりだけど、あなたはどう思うの?

ゲラルド:ナジアもシェイパーもエクソジェナスに変わりないね。自分たちの利益のためにエックスエム利用しているのさ。

デヴラ:そうね、それが心配なのよ。

ゲラルド:じゃあ、どちらであろうと人類への影響を取り除くべきだと思うのかい?

デヴラ:そう思うわ。確信はないけど、それが私の信じるべき道ね。

ゲラルド:そのためにどんな犠牲を払うつもりだい?

デヴラ:私の人生よ。

ゲラルド:他人の人生はどうだい?

デヴラ:それはわからないわ。たとえ強い信念があったとしても、他人の人生を賭けるのは難しいことね。でも自分の人生なら捧げることもできるわ。

ゲラルド:僕等の世界では、君は数多くの功績と、その過程で数多くの犠牲をもたらしたよ。このことは昨夜君に伝えたけど、知ったことで今の君の取り組みにどんな影響が及んだかな?

デヴラ:そうね...

コメント

  • SielDragonSielDragon ✭✭✭✭

    ダルサナプライム・アノマリー2日目にニュルンベルクを訪れたデヴラ・ボグダノヴィッチへのインタビューを行ったインタビューチーム・ダテマルはユーチューブ動画に追加情報をコメントしている。

    2019/04/21 20:50

    残念なことに私たちはカメラのトラブルに見舞われ、最後の質問に対するデヴラの答えを収録することができませんでした。インタビューを行ったジェラルド・ウルフによると、彼女の答えの要点は次のようなものです。

    ──それによって彼女はさらなる疑問を持ち始め、懐疑的になったと答えた(前日の夜、彼女は私たちにエイダとジャハーンについての意見を求めていた)。また、この知識によって彼女は自分がエイダに利用されているのかどうかについて熟考し、エイダによる影響を潜在的に取り除くことになったとも言っていた。

    ──更にこの「操作」はジャハーンの場合にははっきりしていると付け加えた。

    2019/04/23 23:30

    さらにジェラルドは、デヴラから聞いたいくつかの情報を語ってくれました。以下に引用します。

    ──前日の夜、私は彼女に、ジャハーンはアンチマグナスの代表者であり、アンチマグナスはXM研究と人類の目的を操作してきた秘密結社であると伝えた。彼女は、ジャハーンが彼女に対して身元を偽ったことが、それによっても説明がつくと言った。

    ──更に私は、ジャハーンが私たちの世界ではレジスタンスのリーダーに自ら名乗り出たことも話した。デヴラは目に見えて驚いた様子だった。

    ──それから、全てのレジスタンスがジャハーンを支持してはいないし、全てのエンライテンドがジャービスを支持してはいないという事に喜んでもいた。

    ──前日の夜には、デヴラはナジーアに対するジャハーンの心酔への懸念も口にしていた。デヴラは思想的にジャハーンともローランドとも異なるにも関わらず、何故自身をレジスタンスだと見なしているのかと尋ねると、彼女の望みはXMの破壊、そして人類へのあらゆるエクソジェナスからの影響の除去であると──そういった主旨はエンライテンドよりはレジスタンスの思想により近いと説明していた。

    ──また彼女は、「私たちの」アコライトにはいくらか感謝していると...彼女は国家情報局の追手が誤認した「赤毛の女」となって自らを犠牲にしてくれたから。

    ──また、もし彼女がダルサナ・レンズを手に入れたら、ハンクにもジャハーンにも渡さないと言っていた。

    情報を共有してくれたジェラルドに感謝いたします!

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