Ingressの基本 #2 ポータルとは

この記事では、Ingressにおいて非常に重要な役割を担う「ポータル」について紹介します。
「Ingressの基本 #1 Ingressとは」の続きです。
(「設定」から「Japanese」を選択することで日本語の翻訳を見ることができます)
ポータルとは
「レジスタンス」と「エンライテンド」それぞれの陣営は、現実世界に存在する「ポータル」を支配することにより XM のエネルギーを制御していきます。
ゲーム内にあるポータルはすべて、史跡、記念碑、彫像、パブリックアート、図書館、郵便局など現実世界に存在している物や建物などです。ゲーム提供開始時に用意したいくつかのポータルを除き、日本を含めた世界各地に存在するポータルはエージェントの皆さまの申請により発見されたものです。
ポータルが存在する場所では人類の創造性やアイデアが発揮され、説明のつかないエネルギー現象が確認されています。現実世界を歩き、たくさんのポータルを訪れることで、ゲームが進みます。ポータルの位置は、各自のスキャナー及びIntel Mapで確認できます(Intel Mapの使い方についてはまた後日別の記事で解説します)。
こちらが現実の世界で見える像で、ゲーム内ではここがポータルになっています。
Ingressアプリを開くと、ポータルは下記のように表示されます。ポータルは支配状況に応じて次の 3 色のいずれかで表示されます。レジスタンスは青色、エンライテンドは緑色、中立のポータルはグレーです。
ポータルがどちらの陣営にも支配されていない状態。
ポータルがレジスタンスに支配された状態。
Ingressアプリを開くと見える「スキャナー画面」の真ん中の矢印は現在地を表しています。現実世界を移動することで、Ingress アプリ内でも移動することができます。 現実世界を歩いて探索することで、ポータルを発見し、XM を回収していくことができます。
世界は下記のように、青・緑・グレーのたくさんのポータルで覆われています。
ポータルでできること
Hack: ポータルの状態に関わらず、ポータルを「ハック」すると、レゾネーターや XMP バースターなどのアイテムを入手することができます。アイテムを多く入手するには、味方陣営のポータルを優先的にハックするとよいでしょう。 また、敵陣営のポータルをハックした場合、反撃を受けてしまうことがあります。攻撃されるとあなたの XM が減少するので注意してください。
Deploy: 中立のポータルにレゾネーターを配置(デプロイ)すると、ポータルを所有(キャプチャー)し味方陣営の支配下に置くことができます。また、デプロイされたレゾネーターを強化することで、より強いポータルとなり、相手陣営に奪われにくくなります。
Recharge: 味方陣営が既に所有しているポータルについては、リチャージすることでレゾネーターの XM を回復することができます。
ポータルにデプロイされたレゾネーターのエネルギーは相手陣営エージェントの攻撃により減少し、また、時間がたつにつれ減衰します。レゾネーターのエネルギーがゼロになると、レゾネーターが消失し、ポータルのレベルが下がったりリンクが出来なくなるなどしてしまいます。これを防ぐために、エネルギーがゼロになる前に、リチャージを行うことが可能です。エージェントが保有しているXMを使ってポータルのレゾネーターのエネルギーを補充することが可能です。ポータルにアクセスできる状態または遠隔からのリチャージが可能ですが、遠隔でのリチャージはそのポータルのキーを持っていることが条件となります。距離が離れるほど効果が落ちるほか、エージェントレベルにより遠隔リチャージできる距離が異なります。
Link: 自陣営がキャプチャーしたポータルは自陣営の他のポータルと「リンク」させることでより強力なXMエネルギーを発生させることができます。
Control Field: 自陣営の3つのポータルをリンクすると三角形の「コントロールフィールド(CF)」ができます。コントロールフィールドはマインドユニット(MU)という単位で計測されます。MUはそこのコントロールフィールド内で暮らしている人口の規模を表します。コントロールフィールド内での人口が多いほど、より多くのMUが獲得でき、味方陣営に貢献できます。
Ingressエージェントの目標は、自陣営エージェントと協力しながら、相手陣営よりも多くのMUを確保し、それぞれの立場から世界を救うことです。
なお、Niantic, Inc.の提供する『Pokémon GO』のポケストップ・ジムや『ハリーポッター・魔法同盟』の宿屋・砦・温室などはIngressのポータルから選択されています。
Niantic Wayfarer
『Ingress』のポータルや『Pokémon GO』のポケストップ・ジムや『ハリーポッター・魔法同盟』の宿屋・砦・温室など、Nianticのゲームをプレイする上で登場する世界中のさまざまな場所は、Ingress エージェントの皆さんがポータルとしてふさわしいと思われる物や建物などを推薦し、レビューをするプロセスを経てゲーム内に登場しています。
このレビューシステムはIngress の「Operation Portal Recon (OPR) 」と呼ばれるプロジェクトでしたが、この11月から新たに「Niantic Wayfarer」に生まれ変わり、一部の『Pokémon GO』のトレーナーの皆さんもご参加頂けるようになりました。
詳細はこちら
http://wayfarer.nianticlabs.com/
ユーザーの皆さんと一緒に作っていくプロセスをとっているのは、皆さんのゲーム体験をより有意義なものにするために、皆さんご自身の視点も大切にしたいという思いも込められています。
(また、この記事シリーズも完全版として一度に公開するのではなく、皆さんのコメントを元に加筆修正をしながら、エージェントの皆さんの視点で、読みやすく有用なものになるように一緒に作っていきたいと思って書いています。)
次のポストは「ファクション」(陣営)とコミュニケーションやコミュニティについて解説しようと思います。
コメント
@NianticFumi 冒頭の1枚目の画像のところ、直後に述べている説明【(「設定」から「Japanese」を選択することで日本語の翻訳を見ることができます)】と噛み合わないのですが、本来は以下の3つ動画ではないでしょうか?
@NianticFumi 追記:上記3つの動画のうち、2つ目のLearn to Hack and Control Portals in Ingress(ポータルのハックと制御)とAttacking and Defending Portals in Ingress(ポータルへの攻撃と防御)の日本語字幕が重複しています。修正のほどよろしくお願いします。
@RuinDig ありがとうございます。動画のリンクを貼り直しました。
ポータルはオブジェクトに宿るのではなく、昔からその地点にあり、人類がその影響を受けて創造性を発揮した結果、様々なユニークな建築物や芸術的なオブジェクト、人々の精神活動が活発になる施設、コミュニティなどの人々の交流の拠点が建設、設置されているという話だったと記憶しています。
という訳で修正案
ゲーム内にあるポータルにはすべて、史跡、記念碑、彫像、パブリックアート、図書館、郵便局など現実世界に存在している物や建物などがあります。ゲーム提供開始時に用意したいくつかのポータルを除き、日本を含めた世界各地に存在するポータルはエージェントの申請により発見したものです。
こちらが現実の世界で見える像で、ゲーム内ではここがポータルになっています。
@NianticFumi 紹介シリーズの更新、おつかれさまです!
細かい点ですが、Resonatorの日本語訳に「レゾネーター」と「レゾネータ」の表記ゆれがありました。
@sairix @SielDragon ありがとうございます。微修正しました。