2023/02 ファーストサタデー・ストーリーナイトでの質問にお答えします

2023年2月に開催されたバーチャル・ファーストサタデー、イングレス・ストーリーナイトにご参加頂いた皆様、ありがとうございました。事前から多くのご質問を頂いていましたが、時間内に回答できなかったものもありましたので、ここでできるだけ回答させていただきます。またFS中に回答済みの質問についても、関連資料のリンクなどを入れつつ、改めて解説したいと思います。

すべて回答するのには時間がかかりそうですが、順次追加していきますので、気長にお待ちいただければ幸いです。

なお、質問者のお名前は省略、類似した質問はまとめさせていただきました。

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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. ストーリーとアノマリーとの関係性について。勝敗の影響って秘密なんですか?

    アノマリーイベントの勝敗は、その時のストーリーに影響を与えます。

    特定のキャラクターが与する陣営が決まったり、ストーリーにまつわる重要な機密情報が勝利陣営に先行して明かされたり、次のアノマリーで使える特殊なチートアイテムが手に入ったり、ストーリーの進行が勝利陣営にとって(思想的に)有利な方向へと分岐したりします。そのため、事前にアノマリーがストーリーにどんな影響を及ぼすのかを知っていると、「戦う意味」がわかり、更にやりがいのあるイベントになるのではないでしょうか。

    しかし時には、両陣営が共通の目的のために協力するといったアノマリーもありました。その場合にも勝敗は決まりますが、ストーリー上は両陣営が活発なXM活動を行う事によって、活性化されたXMエネルギーが必要とされました。

    アノマリー勝敗の影響は、すぐにストーリーに反映される場合もあります。しかし中には、次のアノマリーにつながる有力情報などが隠されているケースもあり、それらが勝利陣営によって秘匿されることも少なくありません。時間が経ち、含まれていた情報の有用性が落ちれば、後日公開しても問題はないはずですが…いくつかの情報はまだ闇に葬られている、ような気がします

    2018年に発生したカサンドラプライム・アノマリーで、勝利したエンライテンド陣営が当時受け取っていたキャリー・キャンベルの手記が、翌年になってようやく公開された事例もありました。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. XM関連企業の研究内容と実績

    ストーリーに登場した主なXM関連企業は、次の3社です。


    IQテック・リサーチ社 (アメリカ)

    アメリカに本拠地を置く、調査研究を主な事業とする企業。米情報・軍事機関とも強い繋がりを持ち、特殊部隊なども擁しています。1218世界ではナイアンティック計画の終了後、リーダーのエゼキエル・カルヴィンが移籍し、共同経営者となりました。また日本にはIQテック・イーストという関連会社を持ち、数々のXM研究実績を持つ日本人研究者・司アキラがリーダーを務めています。


    ヒューロン・トランスグローバル (中国)

    中国の企業で、主な事業はちょっと曖昧ですが、技術的な研究・開発を手掛けているとみられます。軍部や裏社会との繋がりが噂されており、もう表向きから胡散臭さ満載の企業です。アニメ「イングレス」にも登場し、オシリス世界でも「ヒューロン・ゴーグル」というスマートグラスが発表されましたが、どちらの世界でも大きなトラブルの引き金となりました。子会社であるストラテジック・エクスプロレーションズは南半球に勢力圏を持つ民間軍事会社(PMC)で、レアメタルやダークXMの採掘なども行っています。


    ヴィスル・テクノロジー (ロシア)

    ロシアや東欧地域を勢力圏とする総合IT企業。誰も見たことがないのに何故かイケメン説がある創業者イリヤ・ペフツォフがCEOを務め、ナイアンティック計画からはデヴラ・ボグダノヴィッチ博士が移籍しました。社名の「Visur」とはイリヤの母親の故郷リトアニアの言葉で「何処にでも(Everywhere)」といった意味があるそうです。


    むろん3社とも積極的にXMの研究に携わっており、これまで様々なXMオブジェクト(スキャナーアイテム)を開発・リリースしています。しかしXMの研究は一様に水面下で行われており、1218時代には各社の腹のさぐりあいも頻繁に起きていました。


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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. 直近のアノマリー(エピファニー・ドーン)のストーリーは?シェイパーの正体とは?

    2022年初頭から登場した謎の人物「K」は、シェイパーの正体や目的を知っていると主張していました。このアノマリーでエンライテンドが勝利した暁には、彼らにその情報が明かされる。またレジスタンスが勝利した場合には、その情報は秘匿されるであろうと言われていました。

    この情報はウェブ上の公式アナウンスではなく、アノマリーに際しナイアンティック公式で販売されたTシャツに印刷された文言から発見されています。

    アノマリーは総合でエンライテンドの勝利となりましたので、Kはその秘密をエンライテンド(の、少なくとも代表者)に明かしたはず…ですが、残念ながらレジスタンス陣営の私には知るよしもありません…。周囲のエンライテンドさんに聞いても、まだ知らされていないとのことでしたが…はてさて。

    シェイパーについて、少なくともこれまでにわかっていることは、

    ・地球上や宇宙に存在する生命体ではなく、より高次元にいるっぽい

    ・グリフ言語を使い、XMを介して人類に何らかのメッセージを発している

    ・ナジーアは天敵

    ・「シェイパー(Shapers)」とは「形作るもの」の意で、アンデスの少数民族アナズクテックが使っていた呼称を最も近い英語に訳したもの

    ・人類が持つ「創造力」に関心があるらしい。ネメシス世界で人類を支配したシェイパーは、人間の創造力を「収穫」していた

    ・文明を滅ぼす特殊なグリフ・シーケンスを使うことができ、いくつかの古代文明はシェイパーに滅ぼされた疑いがある

    などなど。まだまだ謎に満ちた存在です。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. 最近スキャナー上に出現した、赤いポータルは一体なに?

    ロサンゼルスのエピファニー・ドーン・アノマリー1日目、突如ポータル・ネットワーク上に正体不明の赤いポータルが出現。その後現在まで、既存のポータルが予兆なく赤色に変わる、奇妙な現象が世界各地で発生しています。当初ポータルのオーナー名は「UNKNOWN(アンノウン/不明)」と読める文字列が表示されていましたが、その後「MACHINA(マキナ)」へと変わりました。

    この赤いポータルの挙動や出現した背景(ストーリー)、マキナという人物(?)についての情報は、今のところ公式からの発表はないように思われます。現在各国の有志エージェントたちが、このポータルの特性について検証調査を行っているようです。エピファニー・ドーン2日目の横浜では、ナイアンティックのブライアン・ローズ氏から次のような言及がありました。

    -------

    今、NIAの研究員から情報が入りました。現在この横浜は、XMの過集中とエージェントの活発な動きで、ポータル・ネットワークにさらに異常を及ぼしているようです。

    ロサンゼルスのあと、スキャナーへ異常な侵入がありました。我々はそれをアンノウンと名付けました。アンノウン、そしてまたの名を「マキナ」のポータルは、さらに勢力をもって、この大桟橋ホールのすぐそばまで来ているのです。

    「マキナ」の研究は続けますが、「マキナ」もまた、我々を研究しているようです。エージェントの皆さん、何か新しい情報がありましたら、#EpiphanyDawnのハッシュタグを利用して、報告をお願い致します。

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    マキナとは何者なのか、これらの赤いポータルは何を目的として増殖しているのか。それはエージェントたちの調査と、これからのストーリーで明らかになっていくのかもしれません。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. 旧スキャナー(リダクテッド)からイングレス・プライムへ移行したストーリー的な経緯を詳しく教えて下さい。

    旧イングレス・スキャナーと「リダクテッド」は、見た目や動作仕様はほとんど同じですが、厳密には違うものです。2017年末に次世代スキャナー「イングレス・プライム」が発表され、翌2018年11月にリリースされ移行しましたが、旧スキャナーの機能を完全に引き継ぐまでの補助ツールとして「リダクテッド」が提供されました。

    「イングレス・プライム」発表時には、とある男性がどこかの研究所からスキャナーらしきデバイスを盗み出している、謎めいた映像が公開されています。この人物は1218ストーリーの最初期に、ナイアンティック計画から漏洩したスキャナーを手にしていたのと同じ人物ではないか?との疑いが持たれていますが、確証は得られていません。

    その後、プライム・スキャナーのリリースからおよそ1年ほど、並行して運用されてきたリダクテッド・スキャナーでしたが、この頃オシリス世界を襲った謎の集団「ネメシス」による侵入を受けてしまいました。NIAは彼らの侵入からポータル・ネットワークを守るため、やむなく「リダクテッド」の運用中止を決定しました。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q.‘K’って、誰なんですか?

    「K」は2022年になって新たに登場した、当初は謎の人物でした。

    イベント「クレーゼ効果」と同時進行で登場したため、最初の頃は(ビクター/ビクトリア)クレーゼ博士ではないか?と思われていました。しかしそれは実はミスリードで、1218世界でP.A.シャポーの片腕だった女性・クルーではないかと考えられるようになります。

    1218編のクルーはおよそ1年半ほどの期間、ADAと精神融合したハイブリッド体として、レジスタンスのリーダー的存在だったという経歴があります。


    6月、キテラ・アノマリーの最終結果報告上には、スキャナーのNianticソーシャル(Campfire)を開くよう誘導するメッセージが記載されていました。開いてみるとそこには、まるで昔のゲームブックやサウンドノベルのような、何度も分岐する奇妙な物語が残されていました。語り手は「K」のようでもあり、クルーのようでも、あるいはADAのようでもある…。


    やがて次のスーパーポジション・アノマリーが発表されると、「K」はクルーあるいはADA、そのどちらでもあり、どちらでもない、「重ね合わせ」という状態にあるという、なんともわかりにくい説明がなされました。このアノマリーの勝敗が、「K」の正体をどちらかに寄せることとなり、結果として「K」はADAである可能性が高まりました

    しかしその後のエピファニー・ドーン・アノマリーを過ぎた今も、「K」本人やその周囲からの新しい情報は入ってきていないようです。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. 背景を何も知らずingressをプレイしているので、そんな人間でもなるほど!と思うような話題が聞けたら嬉しいです。

    こちらはいかがでしょうか。

    普段のイングレス活動でも耳にする用語や、ストーリーでよく聞くキーワードについて、Q&A形式で解説をしています。知っていたらちょっとドヤれる、トリビア的な短い解説です。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. BioCardに関するストーリーは胸アツ!

    今やイベントに行けば、多くのエージェントが交換アイテムとして収集しているバイオカード。元は「Detailed Dossiers(詳細な書類)」と言い、リュケイオンでは「人物調査カード」と翻訳されています。NIAがストーリーに登場する主要人物の調査情報や、XMオブジェクトに関する情報を記載して配布したのが始まりで、初期のストーリー調査においても重要な資料とされてきました。角が欠けているのは「なんかその方が機密書類っぽいから」なのだそうです(笑)。

    公式キャラクターのバイオカードには、ストーリー上では語られていない新情報が記載されていることもあり、ストーリー勢にも熱心な収集家が多くいます。

    今では多くのエージェントたちが独自の工夫を凝らして制作した、様々なバイオカードが流通しています。2017年には、これらのカードを交換するイベント「バウンティ・ハンティング」といった新しい試みも、公式から提案されています。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. 始めたばかりなので初歩から教えて欲しいです

    およそ10年間も続いてきたイングレス・ストーリーはあまりにも複雑・難解・膨大で、どこから手を付けていいのやら…と迷う方も多いかと思います。

    少しでも親しみやすく、手っ取り早くストーリーの全体像をつかんでいただこうと「雑に」最初期~オシリス編(2012~2019年夏ごろ)までのあらすじをまとめました。わかりやすさを優先したため、内容は必ずしも正確ではありませんが、「だいたいこんな話」というのを知っていただく手助けになれば幸いです。

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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. 周年メダルのデザインについて!

    周年メダルについて改めて振り返ってみたことがなかったので、この機会にちょっとまとめてみました。

    周年メダルはクローズドβ開始から1年後の2013年12月が最初で、以後は毎年11月にレベル3以上のエージェントに授与されている記念メダルです。エージェントのレベルに応じて、メダルの階層が分けられたのは2周年からでした。

    1~4周年までの4種類は、レオナルド・ダ・ヴィンチに関連するモチーフが採用されています。

    1周年/ファウンダー:ウィトルウィウス的人体図

    2周年/イノベーター:航空機

    3周年/ヴァンガード:飛行船

    4周年/ルミナリー:永久機関

    5周年/セージでは、初めてメダルのデザインが一般公募によって決められました。最終的に選出されたデザインは、やはりダ・ヴィンチの発見にまつわるものとなっています。

    科学的発見やテクノロジーの発明などで多数の実績を残す一方、モナ・リザなどの芸術的作品も数多く残したダ・ヴィンチ。レジスタンスとエンライテンド、どちらの側面も兼ね備えていた人物だと言えますね。


    その後のデザインからは、ダ・ヴィンチ縛りがなくなります。プライム・スキャナーがリリースされ、ストーリーがオシリス世界へと舞台を移し、新たな局面を迎えたことが関係しているのでしょうか。

    6周年/ウロボロス:ウロボロス

    7周年/リサージェンス:フェニックス

    8周年/レゾナンス:サーキット?

    9周年/パーシスタンス:豹?

    10周年/パスファインダー忍者…??

    訂正:リュケイオン調査員より、10周年の図柄はレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したというロボットではないかとの情報をいただきました。確かに歯車の構造などが酷似しています。情報提供ありがとうございました!

    最後の3つは、もはやモチーフが何なのかもよくわかってないんですが…(汗)。ネメシス編の終盤に「ウロボロス」と名付けられたテクトゥルフが登場したこと、テッセレーションで「ワールド・レゾナンス」と呼ばれる楽曲の構築が求められたことなどが関係しているようにも思えますが…。各々のデザインの意味について、公式からの説明は出ていないようです。

    またメダルに付けられた名称にも、デザインとの関連は必ずしもみられません。メダルの名称は、イングレスの歴史の中で、その年ごとの出来事や情勢を踏まえ、エージェントたちの功績を象徴した言葉のようにも思われます。(上図の日本語は、メダル名称が意味していると考えられる日本語を私なりの解釈で当てています。)


    もしかしたらまだ私達が気づいていない、もっと深い意味が隠されているのかも知れませんが…。

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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. EXO5が僕にとっての初アノマリーだったのですがRESが勝ったら、ENLが勝ったら 何があったのでしょう?

    1218編で最後のアノマリーとなったエクソファイブは、勝敗の影響が非常に曖昧なものでした。アノマリーは2日程に渡って行われ、大阪で開催されたのはその1日目でした。

    この少し前に、元ナイアンティック計画のリーダーだったエゼキエル・カルヴィン博士がNIA支部の爆発事故に巻き込まれて死亡するという事件が起きており、その葬儀には久しぶりに研究者の面々が顔を揃えたと言います。その席でハンクは、デヴラが初期のスキャナーにも関連する何らかの重要な研究を携えていることを聞きつけており、デヴラはベルリンで1日目の勝利陣営にこれを引き渡すつもりであることが明らかになりました。

    一方、このとき大阪にはP.A.シャポーが来日していましたが、彼の目的は司アキラとの接触でした。これ自体はアノマリーの勝敗とは無関係だったようです。

    エクソファイブ・1日目にはエンライテンドが勝利しており、デヴラの研究記録は彼らの手に渡っているはずですが、その詳細についてはまだ公開されていないように思われます。もしかすると、どこかにその影響は現れているのかも知れませんけれど…。


    エクソファイブ・2日目については、アノマリーの勝敗による影響についての公式の言及がないまま当日を迎えました。この日サンフランシスコには多くの重要人物が集結し、次世代スキャナー「イングレス・プライム」の発表など、様々な出来事がありました。

    総合での勝利を収めたエンライテンドには、何が与えられたのでしょうか…。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. AGとしてポータルを申請していくことに関してストーリーのと関係性はあるのか知りたい

    エージェントからのポータル申請は、イングレスの最初期から行われているものです。当初はナイアンティック計画内部で極秘に把握されていた、ごく限られたポータルしかなかったのですが、何者かがエージェントにポータル候補の探索を呼びかけたことで、急激に数が増えていきました。この頃はまだ、申請はメールで行われていたそうです。

    やがてスキャナーから直接ポータル申請を行う機能が実装され、のちに申請/登録ポータル数に応じた実績メダル「シアー(Seer/2013年9月)」が実装されると、その数は更に飛躍的に伸びていきました。しかし世界中から無尽蔵に集まる申請にNIAの審査が追いつかなくなり、2015年にこの機能は一時凍結を余儀なくされます。


    2017年、現地エージェントによる相互審査システムであるオペレーション・ポータルリコンが発表され、申請済みのポータルについて審査が再開されました。このシステムが現在のウェイフェアラー(Wayfarer)へとつながっていきます。

    新規のポータル申請は依然凍結状態となっていましたが、同年9月、ナイアンティック計画の元メンバー、ミスティ・ハンナから「ポータル・ネットワーク増強の必要性」が提言され、新規ポータル申請機能の凍結が解除されました。

    以下は一連の流れからの、私の推測となります。

    ポータルそのものは、XMの湧出によって自然に発生するものであり、エージェントの申請によって発生・増加するものではないようです。XMの流れは地表付近で発生しており、人工衛星などを利用した、上空からの検出は難しいとされています。そのため、実際に現地を歩いて調査する必要があるのです。

    エージェントはスキャナーの影響でわずかながらXM感応力が高まっており、通常肉眼では発見できないポータルを、見つけ出すことができます。スキャナーの漏洩で、飛躍的に増加したエージェントたちの人海戦術によって、ポータル・ネットワークの全体像が、より詳細に調査可能になった、ということなのでしょう。

    当初は誰かが勝手に始めたことで、NIAも戸惑っている様子でした。しかし結果的に研究のためのデータが拡充されるのは、NIAにとって大きなメリットであったため、これを利用することにしたのではないでしょうか。


    一方で社会的な諸事情から、現地に立ち入って調査することが適切でないポータルが、マップ上から消えることがあります。あれはポータルそのものがなくなっているのではなく、NIAが調査対象から除外した、ということなのだと思われます。

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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q.テッセレーションの振り返り。ボードの配置についてなど。イマイチわかりにくいオシリスとネメシスの関係

    テッセレーションは、ネメシス編ストーリーの根幹をなすものでした。ゲームとしてはどのように進行し、どんなふうにボードが埋められていったのかについては、こちらをご覧ください。

    (「ラウンド概況」タグで大まかな流れを追うことができます)


    ストーリー上でのテッセレーションがどのような位置づけで、どんな経緯をたどったのかについては、ネメシス編のあらすじ(前編の中ごろから)をご覧ください。

    また、同じネメシス編を、ネメシス側の視点から追ったストーリーもまとめています。


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  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. ポリ袋被った者達 (※ネメシスですねw) のタスクは未だ全員分催されてないですが、ストーリー的に終わってないのであれば続きはあるのでしょうか?

    オシリス研究者たちを閉じ込めた4枚の障壁は、ネメシス編中に予定されていた4つのアノマリー(など)によって、1枚ずつ破壊されるはずでした。そのうちミリアド・アノマリー、アンブラ・アノマリーは実施され、障壁は残り2枚となっていました。

    しかし2020年に入り、Covid-19の大規模な感染拡大を受けて、その後に予定されていたイベントは「延期」が発表されています。当時進行中だったテッセレーションについてもルールが見直され、オンライン上で続行されました。

    同じ頃、ネメシス内部でも方針の転換が検討され、いたずらにオシリスを攻撃するのではなく、手の内を明かして理解と協力を得ようと、新たな動きを始めました。これによってテッセレーションは全容解明へと大きく動き出し、ネメシスはその返礼として、残っていた2枚の障壁を解除したのです。


    テッセレーションは無事に完成し、エクソジェナスの脅威を退けることに成功したネメシスたちは、彼らの世界へと帰っていきました。かくして、ネメシスのストーリーは終わったかに見えました。しかし。


    イングレス公式からは、ネメシス・シーケンスは「保留」とのアナウンスがなされています。その後、ネメシス編の後日談とも言うべきエーオース・プロトコル(Eos Protocol)イベントが実施され、続いていくつかのチャレンジ・イベントが行われています。ですが、延期となった肝心のアノマリーについては、今も具体的なアナウンスはありません。物語はまだ、終わっていないのでしょうか…。


    ネメシス編の進行中には、既に終わったと思われていた1218編に関する新たな情報が発見されたという事例もありました。もしかしたら、今後のストーリーが進む中で、不意にネメシス編の顛末も明かされる日が来るのかも知れません。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. ストーリーに関係しているのか分かりませんが、最近Quint ArrowとNOMSON CURRYに設置されたテクトゥルフ・モジュールが何なのか。なぜ2つあるのか。

    質問者さんは既にご存知のようですが、初見の方のために改めて最初から説明を。


    「テクトゥルフ」というのは端的に言うと、「歴史的に用いられてきた、特殊なXMテクノロジーの産物」でしょうか。シェイパーなどの知性体とは異なり、人工的に作られるもので、機械や兵器のようなものもあれば、霊的な存在だったりと、その姿や挙動はさまざまです。

    「テクトゥルフ・モジュール」というのは、2016年にビアノワール・アノマリーで破壊されたテクトゥルフの残骸を回収・分析して新たに作られた、「テクトゥルフの心臓パーツ」のようなものです。これを特定の制作物に組み込むことで、XMとの相互作用を起こすことができ、周囲にアノマラス・ゾーン(XMの異常活性地域)を形成することができます。

    このテクトゥルフ・モジュールを組み込んだテクトゥルフ構築は、2017年に13基、2018年には25基(米13+独12)の実績があります。つまりテクトゥルフ・モジュールは、既にある程度の量産が可能なところまで研究・開発が進んでいるのです。

    この2度にわたるテクトゥルフ構築プロジェクトには、ナイアンティック(公式)チームも2年連続で参加していました。つまりナイアンティックが複数のテクトゥルフ・モジュールを所有していても、不思議ではありません。

    (2017年版のテクトゥルフ・モジュール、箱に入った黒い筒がそれ。2018年には少し外観が変わっていたので、現在は見た目が違う可能性があります)

    エピファニー・ドーン・アノマリーで横浜を訪れていたナイアンティックのメンバーは、来日中にクイントアロー、ノムソンカリーの2店舗を訪れ、長きにわたるエージェント・コミュニティへの貢献を称えて、このテクトゥルフ・モジュールを贈呈したのだと思われます。

    イングレスの10周年を記念して、ナイアンティックのブライアン・ローズ氏が寄せたメッセージにも、その言及がありました(リンク先はエージェント @haripo 氏による日本語訳)。

    テクトゥルフには、「それを構築した人間の本質を反映する」という特性があることが知られています。彼らが再び訪れるとき、日本のテクトゥルフたちはどんなふうに成長しているのでしょうか…?

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. ポータルスキャンやスマートゴーグル(ヒューロン・ゴーグル)と、ストーリーとの関係について

    うーん…私が調べてみた限りでは、ポータルスキャンに関するストーリー背景というのは、見つかりませんでした。実装発表時の記事によると、これまでに加えて、ポータルの「より詳しい調査ができるようになった」とのことで、この調査へのエージェントの協力を呼びかけていますね。

    ブライアン・ローズ氏は、このポータルスキャンがエージェントにもたらす利点について、独自の見解を述べています。

    ***

    一方、アニメ「イングレス」で世界中に大混乱を巻き起こしたヒューロン・ゴーグルは、オシリス世界でも同じ製品が発表されています。


    具体的にどんな機能を備えているのかは説明されていませんが、2019年4月にタイで実施されたオペレーション・コーランで、エージェントたちの指導・案内役を務めた特殊部隊のメンバーが、このゴーグルを装着して現地を探索する映像が公開されています。映像のライブストリーム、ビデオ通話に加え、ホログラム投影機能もあるようです。アニメにあったような、スキャナーの機能があるかどうかは不明。

    このゴーグルはネメシスの不正侵入を受け、特殊部隊の2人がマインド・ハッキングされるという事態が発生しました。また、実はこのコーランの約半年前にも、NIAは現地に捜索チームを派遣していたのですが、彼らは何らかのトラブルにより、全員が死亡しています。このチームは、ヒューロンから提供されたスマートゴーグルを装備していました。

    この事件と前後して、アニメ「イングレス」がネットフリックスで世界公開された際、オシリス世界のヒューロン・トランスグローバル社は、作品の内容は事実と異なるとして、抗議する声明を発表しています。

    Post edited by MailEater on
  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. 各キャラクターを掘り下げた感じの話を聞きたい

    特定の人物について、ガッツリ掘り下げた解説というのは、今までのところクルー(1218編)しか書いたことがありません…。ここ最近ふたたび注目が集まっている人物でもあるので、よろしければご覧ください。

    追記:

    ↑ひとりについて全編を通した解説というわけではないのですが、主にナイアンティック計画きっての性悪オリバー・リントン=ウルフ博士の名言・名場面と人物像を、エージェント @VISTORON 氏のイラストを交えて紹介しています。


    主要人物の大まかな紹介(何をした人か、くらい)については、いくつかあります。下2つは、できるだけ関連リンクも入れています。

    ナイアンティック計画のメンバーたち・ほか主要な登場人物 ←顔画像と簡単な説明

    ↑オシリス世界のナイアンティック計画メンバーについて

    ↑ネメシス(ネメシス世界のナイアンティック計画)メンバーについて

    あと、あんまり主要じゃない、マニアックな人物紹介というのもあります(笑)。


    Post edited by MailEater on
  • 編集済: 2月 2023

    Q. アニメ「イングレス」との関連性について


    アニメ「イングレス」もまた、我々の知る他の並行世界と似て異なる歴史をたどったユニバースの一つだと考えられています。

    劇中ではハンク・ジョンソン、ジャハーン、ADAなど、他のユニバースと共通のキャラクターや、ナイアンティック計画参加の研究者たちの姿を見ることができます。


    メインキャラクターであるサラやブラント、そしてキーアイテムである「サラの指輪」は、オシリスユニバースでも同じ名前のものが登場します。


    中盤には大阪の通天閣でのノヴァ作戦が描かれますが、なんと地上波での放映に合わせ、現実世界でも通天閣ノヴァが行われ、エージェントの働きにより現実とアニメがリンクする事になりました。


    そして放映当時はアプリ上には存在していなかった「赤いポータル」、今で言うマキナポータルが劇中終盤に登場しますが、今のアプリ上とは違って赤いコントロールフィールドも発生しており、通常の攻撃が通用しないような絶望的な状況となっていました。


    現在はコントロールフィールドは作らず、クロスリンクを作成しながら増殖を続けているマキナポータルですが、アニメと同じように更に世界に猛威を振るう事になるのでしょうか?


    Post edited by miu2d4r on
  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭

    2018年秋フジテレビ系で放送された際に、@miu2d4r さんがまとめてくださったアニメ「イングレス」の解説がありますので、こちらもご紹介いたします。

    【ミウツーさんのイングレスアニメ感想考察(Twitter)】

    【第1話】 / 【第2話】 / 【第3話】 / 【第4話】 / 【第5話】 / 【第6話】 / 【第7話】 / 【第8話】 / 【第9話】 / 【第10話】 / 【第11話】

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. 司アキラ所長に関する話もちょっと深掘りしたいかもしれない 個人の願望なのでアレだけど

    英語中心のイングレス・ストーリーの中で、日本語を話す数少ない人物だった司アキラは、日本での認知度も高い人気キャラクターですね。彼女の再登場を望む声も、依然多いです。

    謎多き日本人研究者・司アキラは、実はストーリーのかなり早い段階から登場しています。当初は「少佐」という呼称のみで、顔はもちろん本名も性別も不明な人物でした。この頃はエゼキエル・カルヴィンの配下で、レジスタンスの支援をしていたことがわかっています。

    その後も折りに触れ、この人物の名前や実績は徐々に明らかになっていきました(リンク先にあるローソン・ポータル関連の情報はこちらをご覧ください)。


    2015年のイージスノヴァ・アノマリーで初めてエージェントたちの前に姿を現し、新型のXM検出車両NL-PRIMEの稼働を発表。程なくウィラートラベル社との提携で、周遊運行が開始されます。表向きはイングレス・エージェントが乗車して、スキャナー活動を楽しむアトラクション・バスとして運行していました。しかしこのバスについて調査を行っていたジャーナリストが失踪するなど、いくつかの不審な点が見つかります。また2017年には、この車輌の乗客が大量のXM被爆実験に同意なく供されていた事実が明らかになりました。


    2017年、司アキラは新たなエージェント強化訓練プロジェクトエージェント・オリンピアード」を実施しました。このとき参加したエージェントたちは、東京ー現地間の輸送中も含め、アキラによって終始監視されていたことがわかっています。

    その後アキラは親会社であるIQテックのCEOに働きかけ、XM検出車輌・NLシリーズ全体の管理権限を掌握しました。彼女はこれらの車輌を利用して、シェイパーやナジーアとの接触を試みようとしていたのです。これまでにも様々な局面で、重要な鍵を握っていた司アキラに、なんとか話を聞き出そうと接触を試みたP.A.シャポーでしたが、その成果は捗々しいものではありませんでした。


    サンフランシスコのエクソファイブ・アノマリーでは、アキラとデヴラが緊迫したやり取りを交わす一幕が見られました。

    -----

     デヴラ:あなたはヒューロン・トランスグローバルとどんな関係が?

     アキラ:いいえ何も。何故私が?

     デヴラ:では、1331(ノーベンバー・リマ)に関して何を企んでいるの?

     アキラ:さあね。私からも質問させていただくけど、あなたは随分長いこと表に出てこなかったと言うのに、何故今になってここに現れたの?

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    この頃に浮上したいくつかの情報から、彼女がナイアンティック計画の面々とは、互いに不信感を抱いている様子なども明らかになっています。


    およそ5年あまり続いてきた1218ユニバースの物語に幕を引いたのは、アキラでした。彼女はこの世界がマルチバースのひとつであること、この世界(ユニバース)と同じような別のユニバースに、新たな「啓示の夜」を起こす必要があることを説き、次なる世界「オシリス」の行方を見守るよう提言したのです。

    物語がオシリスへと舞台を変えると、そこに司アキラの姿はありませんでした。1218世界のハンクは、アキラがまだ1218世界で活動していること、彼女にエージェントたちへの敵意はないことを証言しています。


    実際のイベントなどで見る司アキラという女性は、大変愛想がよく、ときにそそっかしい可愛らしさもあり、多くのエージェントに慕われている人物でした。とても上記のような、冷徹な一面があるようには見えませんでした、よね…。それともあれは、あくまで表向きの顔だったのでしょうか…?

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. アノマリーの直後にストーリー的に何をやっていたかの解説が欲しい、わかる範囲で…

    基本的には、アノマリーで決定した誰かの陣営や、物語の分岐などが、その後のストーリーで語られていく…といった形で、勝敗の影響は現れました(あんまり見えてこないこともありましたが)。それぞれ具体的にどんな影響があったか、となると…

    具体的な時期などの指定がありませんでしたので、全部ということでよろしいでしょうか?

    10年分となるとすごい数なので、リンクなしで端的に書いていきます。


    【2013年】※カッコ内は勝利陣営

    カホキアマウンド(ENL):ハンク・ジョンソンがエンライテンドに

    セーブクルー(スコットランド)(RES):クルーがレジスタンスに

    フリーミスティ(ENL):ミスティがエンライテンドに。続く「オペレーション・ジュースクラブ」でエンライテンドはミスティの支援、レジスタンスは阻止が目標となった(RESが勝利)

    ボウストリング(ENL):ベン・ジャックランドがエンライテンドに

    イングレスデイズ(ENL):不明

    タイムゼロ(ENL):ハンクが発見したシェイパーズ・グリフの画像を獲得

    第2次セーブクルー(ポートランド)(ENL):クルーがエンライテンドに

    ヴォイニッチ(ENL):キャリー・キャンベルのビジョン・ジャーナルを獲得

    ミノタウロス(RES):エノク・ダルビーとキャリー・キャンベルがレジスタンスに

    カサンドラ(ENL):不明。(シェイパーによる文明自壊コードの拡散はこの影響なのか?)

    13マグナス(ENL):ジャービスが肉体を得て復活


    【2014年】

    リカージョン(RES):ハンクのリカージョン不可避、ADA+クルーがパワーアップ

    インテリトゥス(RES):不明または勝敗無関係。ADA+クルーがマインドユニットのデータ収集を目論んでいた。同時期のENLノヴァ成功により、ハンクの記憶が保存される

    ヘリオス(RES):勝敗無関係。両陣営が協力してデヴラのポータルウィルス拡散を阻止

    ダルサナ(RES):ナジーアの到来が確実となった


    【2015年】

    証人(DAY1ENL / DAY2RES):DAY1証人ストーン爆発によりナジーア召喚失敗、DAY2デヴラがレジスタンスへ

    ペルセポリス(RES):ヤーハン(ジャハーン)のナジーア召喚リベンジが成功(のちにADAに邪魔されたことが発覚)

    アバドン(RES):ナイアンティック計画メンバーが、シミュラクラとしてリカージョンした


    【2016年】

    オブシディアン(ENL):アコライトがオブシディアン・シールド発動、地上のXMが枯渇(のちに回復)

    イージスノヴァ(ENL):世界中のシステムからADAが削除され、エイダ・リファクターが出なくなる

    ビアラックス(RES):ADAが復活し、エイダ・リファクターも復活

    ビアノワール(ENL):両陣営の協力により、オリバー・リントン=ウルフのテクトゥルフ破壊成功。テクトゥルフの残骸はアコライトが回収した


    【2017年】

    13マグナス・リアウェイクンズ(ENL):ミスティのマインド・パレスにシェイパーが引き寄せられ、NL-1331シリーズ車輌との接続が確立した

    エクソファイブ(ENL):デヴラの研究記録を獲得(DAY1)、DAY2の影響は不明


    【2018年】

    カサンドラプライム(ENL):両陣営の協力によりキャリー・キャンベルの死亡を回避、キャリーはエンライテンドへ(アバドンプライムで加勢)。エンライテンドはキャリーの研究記録を獲得。

    リカージョンプライム(RES):ハンク・ジョンソンがレジスタンスへ(アバドンプライムで加勢)


    【2019年】

    ダルサナプライム(DAY1RES / DAY2ENL):ダルサナ・レンズを各陣営ひとつずつ獲得(アバドンプライムで活用)

    アバドンプライム(RES):オシリス世界の支配権を獲得。スキャナー上のXMが一定期間青色に変更された

    ミリアド(ENL):勝敗無関係。両陣営の協力により、研究者を隔離する障壁の1枚めが破壊された

    アンブラ(ENL):勝敗無関係。両陣営の協力により、研究者を隔離する障壁の2枚めが破壊された


    【2020年】

    ※Covid-19の影響によりアノマリーは延期

    (テッセレーション)(RES):レジスタンスは金、エンライテンドは銀の参加メダルが授与された。ストーリーの勝敗影響はなし


    【2022年】

    クレーゼ効果(ENL):Kがエンライテンドへ

    キテラ(ENL):「キテラ・メカニズム」が起動され、代替現実が観測可能になった

    スーパーポジション(RES):Kの正体はADAである可能性が高くなった

    エピファニー・ドーン(ENL):Kが知るシェイパーの正体・目的がエンライテンドに知らされた


    なお「不明」としているものは、あくまで私の調査範囲で見つからなかった、という意味です。本当は何か影響があった可能性もあります。

    細かい説明を省いたので、中には意味不明のものも、あるかも知れません。

    これまでのストーリー総集編には、時期・年ごとのまとめへのリンクも掲載しています。おおよそアノマリーごとで話を区切って解説していますので、前後の状況についてはそちらをご覧ください。

    2022年のストーリーについては、上記質問の解説などをご参照ください。

    またリュケイオン・ラップアップのカテゴリINDEXから、アノマリーごとの関連記事を調べることができます。こちらだと、(時期によっては)当時のより詳細な記事も見られます。

    Post edited by MailEater on
  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. G+時代にMailEaterさんが良く書かれてた記事がとても分かりやすかったので別の形で今後出される予定はありませんか?

    Google+のサービスが終了して、もう4年になるのですね。覚えていてくださって、ありがとうございます。

    当時Project Lycaeumコミュニティに投稿されていたすべての記事は、コメントも含めアーカイブにバックアップされています。一部は画像が失われていたり、リンクが辿れなくなってしまったものもありますが、本文は可能な限りそのまま残しています。

    いくつかの記事は再編集・改定を施し、Lycaeum Wrap-Upへ転載しています。Google+上で週ごとに公開していた週間まとめも、その後はこちらで連載を続けていました。

    ネメシス編の終了後、メインのストーリーが停滞した期間には「Wrap-Upタイムマシン」と題して日付をちょうど9年前に遡り、最初期からおよそ1年間のストーリーを週ごとに振り返る企画なども連載しました。ご興味があれば、覗いてみてください。

    そのほか、ここIngressコミュニティ・フォーラムでも、記事の紹介や簡単なまとめなどを書いています。


    4年の間に、Wrap-Upの記事もかなりの量になってきています。そのほとんどが週間のまとめ記事で、それ以外の資料が見つけにくい状態になってしまっていますので、カテゴリー一覧や月別インデックス、キーワード検索(ちょっと精度がイマイチですが…)もご活用ください。

    いろんな記事があちこちに分散していて、自分でも探しにくくなってきているので(笑)、各種資料のリンクをまとめたスプレッドシートを作りました(下記)。内容の全文検索はできませんが、タイトルや資料のジャンルなどで一括検索できるので、探しやすいかと思います。閲覧専用にしていますが、ファイルのコピーや別プラットフォームへの移植、再配布は自由にしていただいて構いません。


  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. エピファニー・ドーン横浜は夜明けと冠されましたが眠りに纏わるものもストーリーに多いような気がしています。これについて何か解説あれば伺いたいです。

    むむ…私も色々と資料を見てきましたが、そういった視点で見てみたことはありませんでしたね…。

    「眠りにまつわるものが多い」と感じたのには、具体的にどんなエピソードがあったでしょうか?曖昧な記憶や、ご自身の印象に過ぎなかったとしても、それらをもう一度、掘り下げてみる価値はあるかも知れません。

    上に挙げてきた解説や資料は、その際にもきっと役に立つと思います。


    長い間ストーリーを追ってきて私が感じるのは、ナイアンティックやこの物語世界を作ってきた人々が「伝えたい」と思っている何らかのメッセージが、確かにそこに隠されているということです。それはひとつだけではありませんし、はっきりと言葉で伝えられることではないと思うのです。何が正解なのかは、誰にもわかりません。

    それらは私達が様々な観点から想像をめぐらし、イングレスの外の世界にも目を向け、関連付けながら、考えていく価値のあるものです。


    皆さんがそれを、どんなふうに読み取ったのか。ぜひこのフォーラムや、リュケイオンのテレグラムなどで、聞かせていただければ嬉しいです。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023

    …さて、ファーストサタデーのアンケートで頂いていた質問への回答は、以上になります。

    すみません、あと2点見落としていました。もう少し続きます(汗)。

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    Q. レジスタンス、エンライテンド陣営に関すること

    こちら↓の別ディスカッションで、詳しく解説しています。ご参照ください。


  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭
    編集済: 2月 2023
    Q. アンケートの「読んだことがある本を教えてください」リンクなどあれば教えてください。

    せっかくなので、それぞれの書籍について簡単な紹介も添えつつ。

    The Niantic Project: Ingress (Amazon・日本語版)(Amazonオーディオブック・英語)

    公式ストーリーとしては唯一、日本語で読める小説。2012年の「啓示の夜」から、翌年春ごろまでの物語。巻末には現在入手不可能な「Ingress 1, 2, & 3」の一部が収録されています。


    INGRESS THE ANIMATION ―NOVELIZED― (Amazon 上巻 / 下巻)

    Netflixで配信中のアニメ「イングレス」のノベライズ版。本編では語られなかったエピソードも記述されているとか(白ヤギは未読です…)。


    INGRESS:TOKYO ANOMALY (コミックウォーカー)

    イングレス的日常-クロエさんの場合 (コミックウォーカー)

    ナイアンティック公認コミック、日本を舞台とするイングレスのサイドストーリー。


    イングレス エージェント・ストーリーズ (Amazon)

    実在のエンライテンド・エージェント2人が綴る、ナイアンティック公認のサイドストーリー。1作めには本編にも登場する、あの企業や、あの人物が。


    Ingress: The Niantic Project Files (公式英語版・Playブックス Vol.1 / Vol.2 / Vol.3 / Vol.4 ・Amazon  Vol.1 / Vol.2 / Vol.3 / Vol.4)

    P.A.シャポーと彼の仲間たちが収集・公開してきた数々の漏洩情報を収録した、生データ集。最初期~2015年のペルセポリス・アノマリーまで。電子版のみ。


    Ingress: Level 8 (公式英語版・Playブックス / Amazon)(エージェント@asatte666 による私訳版PDF※非公式)

    「The Niantic Project: Ingress」の原著者フェリシア・ハジラ=リーによる2作目。公式な日本語版は未発売で英語のみですが、有志リュケイオン調査員が翻訳してくださいました。時期的には2013年7月下旬ごろ、オペレーション・ヴォイニッチ前後の話だと推測されています。電子版のみ。


    Ingress 1, 2, & 3 (販売終了・Playブックス / Amazon)

    センシティブ・アーティストTychoが描いた、啓示の夜から数日間の出来事。「オリジナルデータ破損」という謎の理由により、現在は購入できない幻のコミック。英語版については、一部がP.A.シャポーによって開示されました(リンク先リストから、Lycaeumの日本語訳が読めます)。


    イングレス オリジン (Amazon)

    センシティブ・アーティストTychoが描いた、ナイアンティック計画の結成・始動から「啓示の夜」までの物語。すべての始まりの秘密が、ここに。


    あと、これはアンケートに記載されていなかったようですが…。

    The Alignment Ingress (公式英語版・Playブックス / Amazon)

    「啓示の夜」当日、唯一CERNを離れていたハンク・ジョンソン。しかし彼が遭遇したのは、それに匹敵するほどの災厄だった…。冒険SF小説「アトランティス」シリーズの著者トマス・グレーニアスが、ハンク・ジョンソンへのインタビューを元に綴った「ドキュメンタリー小説」。原著が有料コンテンツのため制限をかけていますが、こちらで日本語のあらすじを紹介しています。電子版のみ。


    公式小説「The Niantic Project: Ingress」と「Ingress: Level 8」、「The Alignment Ingress」の3作については、その内容を裏付ける情報がP.A.シャポーからも小説と同時期に開示されました。Lycaeum Wrap-Upタイムマシンでも詳細を解説していますので、探してみてください

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭

    (…よし、今度こそ) ファーストサタデーのアンケートで頂いていた質問への回答は、以上になります。幅広いカテゴリーからの沢山のご質問、本当にありがとうございました。

    アニメ版「イングレス」関連は、私はテレビ放送の1回しか視聴していなかったため、 @miu2d4r さんに解説していただきました(ありがとうございます!)。

    当日のチャット上で出されていて見逃した質問や、もしかしたら私が質問の意味を取り違えていて、「まだ答えてもらってないよー!」という方がいたら、すみません。

    ひとつの謎が解けると、新しい謎が増える」というのは、イングレス・ストーリーあるあるのひとつです(笑)。説明を読んでもわからなかった、それでも疑問が残る、という方はぜひ、プロジェクト・リュケイオンのテレグラムへお越しください。私や @miu2d4r さんはじめ、ストーリー大好き勢がお待ちしています!

    プロジェクト・リュケイオンは、日本の非公式XFストーリー研究コミュニティです。基本的に日本語進行で、雑学・雑談も多く、堅苦しいことはありません。入退室も自由ですので、どうぞお気軽にご参加ください!

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭

    あとは蛇足になりますが、FS中にご紹介していた資料リンク集をこちらにも貼っておきます。

    ※訂正:「ハンクのインタビュー」のリンク先が間違っておりました。下記が正しいリンクです、ごめんなさい。

    【(K)シーケンス関連リンク集】

    ↑2022年11月に公開されたハンクのインタビュー(@miu2d4r さん解説つき)


    ↑クレーゼ効果まとめ解説


    ↑クルーについて解説


    ↑エピファニー・ドーンのストーリーはTシャツから発見された

  • MailEaterMailEater ✭✭✭✭✭

    こちらもFS中にご紹介していた資料リンク集です。

    【その他ストーリーお役立ち資料集】

    Project Lycaeum (Blog)

    ↑最初期からの殆どの公式ストーリー文書が日本語訳されている、最も公式ソースに近い資料です


    ↑初心者用語解説(Forum)


    ↑1218編~ネメシス編・ストーリー総合まとめ


    https://lycaeum-wrapup-note.blogspot.com/2020/09/blog-post.html

    ↑説明付き主要人物紹介


    ↑スキャナーアイテム関連資料(Googleスプレッドシート)


    ↑超雑に説明するイングレス・ストーリー【共通編】(Forum)


    プロジェクト・リュケイオンTelegram

    ↑ミウツーさんや白ヤギも参加しているストーリー研究コミュニティです


    Ingress Interview Project DATE-MARU (Youtubeチャンネル)

    ↑ストーリーキャラクターたちのインタビュー動画を公開。すべて日本語字幕付きです


    各種資料リンク集(Googleスプレッドシート)

    ↑上記資料のほか、様々なまとめ記事のリンク一覧です

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